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いざというときのために貯蓄したいとき


 備えあれば憂いなし

 今が良ければ!なんてキリギリスのような生活をしていると後々困ることになりかねません。
 急にお金が必要になったり,将来退職してからの暮らしは大丈夫か,と心配な方は貯蓄もご検討を。
 貯蓄にも定期預金や積立定期預金。少し利益幅を狙いたい場合は,株式,投資信託,個人年金保険等々たくさん種類がありますが,ここでは学校職員用の
財形(財産形成貯蓄)とイデコ(iDeCo)についてご紹介します。


 財産形成貯蓄(財形貯蓄)

 毎月の給料と期末勤勉手当から自動的に貯蓄してもらえるので,意識せずに貯められます。
 一般(随時払い戻し可能),年金(退職後,定期的に振り込んでもらえます),住宅(住宅購入に係る経費用)の3種類。
 「一般」は銀行の定額積立のようなものです。(利息も定期と同等です)
 「年金」は積み立てた金額を退職後に複数回に分けて(全部で21〜80回,年に数回)振り込んでもらえます。積立中から振込終了までの間,積立金は非課税扱いです。
 「住宅」は家の新築・増改築・購入などを目的とした積立で,その目的に使用する場合非課税扱いです。最終的に目的外に使用することとなった場合,遡って課税されます。
 年1回,5月に積立金額の変更ができます(6月から変更)


 イデコ(個人型確定拠出年金)

 将来の年金の補完を目的とする私的な年金用積立という位置づけ
 掛金が全額所得控除され,節税効果があります。
 運用益も非課税。イデコを扱う金融機関にはいろいろな商品があり,株式投資,投資信託,定期等を組み合わせたりできます。それに係る運用によって積立金を大きく増やすことも可能です。ただし,運用がうまくいかなくて積立金が減ってしまう危険もあります。
 年金を受け取ると,通常は雑所得として課税対象となりますが,イデコは「公的年金等控除」が適用となり,課税額が少なくなります。
 途中で解約や払い出しができません。
 積立額は5,000円/月 〜12,000円/月で1,000円単位。積立金は,指定する個人口座から引き落とし。手数料がかかります。(金融機関により手数料無料等のキャンペーンあり。どこに加入するかも大事な選択)
 加入手続き
  1 イデコを扱う金融機関に連絡し,「加入申出書」と「事業主証明書」をもらう
  2 「事業主証明書」と「基礎年金番号等の利用に関する同意書」,マイナンバーカード等の「基礎年金番号が記載された書類の写し(右上に職員番号追記)」,「返信用封筒(自宅宛,長形3号に84円切手貼り付けたもの),「直近の給与明細書写し(臨時職員のみ)」を青森県教育庁職員福利課へ提出
  3 2で提出した事業主証明書(証明がされたもの)が本人宛に送付される(提出から約3週間後)
  4 「加入申込書」と「事業主証明書」を金融機関へ提出
加入後の変更手続き
  1 加入金融機関に連絡して手続き
  ※ 参考 iDeCo公式サイトの変更手続き説明


直接HPで確認したい方はこちらをクリック!
財形貯蓄  
イデコ(個人型確定拠出年金)  青森県教育庁のイデコ説明 iDeCo公式サイト

作成 下北学校事務研究会